株式会社加藤建設は、特別目的会社「秋田洋上風力発電株式会社」（以下、「AOW」）を通じ、丸紅株式会社、株式会社大林組、東北電力株式会社、コスモエコパワー株式会社、関西電力株式会社、中部電力株式会社、株式会社秋田銀行、大森建設株式会社、株式会社沢木組、協和石油株式会社、株式会社寒風及び三共株式会社と共同で、秋田県秋田港及び能代港において、日本国内初の商業ベースでの大型洋上風力発電プロジェクト（以下、「本プロジェクト」）を進めてきました。
今般、秋田港洋上風力発電所において、2023年1月31日に再生可能エネルギー固定価格買取制度（以下、「FIT制度」）に基づく商業運転を開始しました。
秋田港洋上風力発電所（提供：秋田洋上風力発電株式会社）
能代港洋上風力発電所については、昨年12月22日より同じくFIT制度に基づく商業運転を開始しており、現在順調に運転中となっています。今般の秋田港での運転開始により、AOWの洋上風力発電所は、全面的な商業運転に入りました。AOWでは、今後20年間に亘り、能代港を拠点とした運転保守体制の下、両発電所の運転維持管理を行っていきます。 私たち加藤建設は、令和３年４月に新造船「第三若美号」を導入し本プロジェクトでは風車基礎（海底部分）の洗掘防止対策工事を施工しました。地元「秋田の風」の恩恵を地域に還元し、より良い環境空間造りに専念すると共に、今後も「郷土の未来を創造」して参る所存です。
